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ねぎらいの言葉とムラ社会

日本語特有の言い回しってありますよね。


お疲れさま
ご苦労さま
よろしくお願いします
どうも
もったいない


などなど。
「もったいない」は今や"MOTTAINAI"が
世界でも通じる言葉になりつつありますね。

こんな言葉たちを眺めていたら
あることに気が付きました。


ねぎらいの言葉が多い


対人関係でにおけるねぎらい。
「もったいない」に至っては、
モノに対してのねぎらいとも言えますね。

ここでふとよぎったのが【ムラ社会】。

村社会
閉鎖的で因習にとらわれた社会。


あ、そうか!
閉鎖的なムラ社会で人間関係を保つために、
相手をねぎらう言葉が発達して生き残ったのかも。


【相手をねぎらう】
私は、これはとても素敵な文化だと思います。
ニッポンジンを堂々と自慢出来る風習です!


私も日々感謝してねぎらっていける人間になりたい。

# by soul_messenger | 2011-01-20 09:04  

秘かな憧れ

私にはいくつかの憧れがあります。
そのうちのひとつが【方言】です。

方言は聞いていると癒されるし、
なんと言っても心が落ち着きますよね。

ふと思ったんです。
方言は『アイデンティティー』そのものだと。

国独自の言語文化が発達して、
それが現代に「方言」として残っている。

ナチュラルで。
色濃くて。
そして、強くて。


ニッポンの自慢です。

# by soul_messenger | 2011-01-10 22:35  

『聞く』『話す』

謹賀新年。

2011年初のメッセンジャーブログ。
手探りで始めてから早2カ月が過ぎました。
これからも日々想うこと・気になることを
【私の視点】で綴って参りますので、
どうぞ宜しくお願い致します。


さて。年末年始の朝日新聞で
『孤族』という特集が連載されています。

昨日の記事では、「話を聞いてくれる他人」に
救われた、そんな内容でした。

民間では10分1000円で電話の話し相手になってくれ、
NPOでは講習を受けたボランティアが相槌を打ってくれる。

民間の社長は、このサービスを受ける人を
「話し相手がいない高齢者」と想定していたのですが、
実際には同居する家族もいる働く現役世代。

家族や恋人には話す気にならないそうです。
愚痴を聞かれたくない、弱音を吐けない…

群れの中にいるのに話す相手がいない。
これほど【孤独】なことはありません。

だから、人々はWebで愚痴をつぶやき、
インターネット掲示板で弱音を吐くのでしょうか。

寂しい。淋しい。ひとりじゃないのに。

あの人はきっと分かってくれない。
あの人はきっと話を聞いてくれない。

それは、自分が勝手に思っていること。
もちろん、私も含め。

ぽろっと話してみたら?きっと心が軽くなる。
意外と相手は同調してくれるかもしれない。
逆に叱咤激励してくれるかもしれません。

年賀状の束から誰かに連絡してみましょうか。

昔からの知り合いでも、きっとそこから
【新しい】人間関係が生まれると思います。

# by soul_messenger | 2011-01-04 09:03  

大晦日と煩悩

大晦日ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

大晦日と言えば『除夜の鐘』。
百八煩悩を除く意味を込め108回つきますよね。

そもそも【煩悩】とは?
「人間の心身の苦しみを生み出す精神のはたらき」で
「肉体や心の欲望」「他者への怒り」「仮の実在への執着」
など、108の苦しみをいいます。果てしない( ̄▽ ̄;)

2010年は、残念ながらこの「他者への怒り」が露呈しました。
政治、外交、領土問題、民族紛争…特に近くて遠い隣国。
たどってきた歴史が違うし、教育も文化も違うので、
怒りを静めてお互いを許すのは容易なことではありません。
ちっぽけな私はまず隣国を知ることから始めようと思います。

そして、煩悩のひとつにある「仮の実在への執着」。
これって何だろう?あ、そうか。【お金】なのかもしれない。
お金はついつい貯めがちですが、本来『流通』させるもの。
でも、手段であるお金がなければ流通のしようもない。
経済も活性化されない。すると仕事もなくなる悪循環。

1年以上仕事がない人が128万人もいるそうです。
自己都合や解雇、それぞれ事情は違うけれども、
何人もいる社員の中から解雇を言い渡される人には
やはり「それなりの理由」があるのも否めません。
技術?能力?意外にも【モチベーション】なのではないか、
と私は最近思うようになりました。

仕事って見方を変えればいくらでもある、
そう学んだ2010年でした。

それに気づかせてくれた上司には感謝しています。
(ものすごーく働かされましたけど。笑。)


さて。今夜は除夜の鐘を聞きながら、
今年の煩悩とさよならしましょう!

先日忘年会で詠んだ一句。
『汽笛鳴り水面に映る冬月夜(ふゆづきよ)』

私にとっての除夜の鐘は汽笛です♪
それでは、良いお年を。

# by soul_messenger | 2010-12-31 21:06  

やっぱり人間だもの

あいだみつをさん風のタイトルですが(笑)

先日ニュース番組で、『やねだん』を紹介していました。

鹿児島にある人口300人あまりの小さな集落。
住民ひとりひとりにボーナスが支給されたことで
一躍有名になったようですが、私は初めて知りました。

『やねだん』が注目を浴びるその理由。
典型的な過疎集落だった村だった『やねだん』。
それが、行政にも頼らず、住民が力を合わせて
14年で再生を果たしたからです。

復活を果たした様々な手法はもとより、
再生の中心となった豊重さんの言葉が深く心に残りました。


【感動】が人を動かす。
【感動】こそがモチベーションとなる。


はっとしました。そうか、そうだよね。


私が今読んでいるNLPの本でも
『「気持ち」が動機の源泉』である
と言っていました。


【感動】などの『気持ち』って
人間特有の感情ですよね。


『思考』を教えるのではなく、
『感動』を与えてあげられたら素敵だな。


感情は素直に受け止めていこうかな。
嬉しさはもちろん、悔しさも。


だって、ロボットじゃないもの。

# by soul_messenger | 2010-12-27 09:06